保育士の悩みとして一番多いのは、人間関係に関するもの。
人間関係って一言で言っても、その悩みの方向はたくさんですよね。
では、保育士が悩む人間関係がどうしてこんなに複雑なのか。原因別にまとめ、同時に対策も考えてみました。
上司との関係
まずは、上司と合わないという事が考えられます。
考え方が合わないだけならまだしも、怒鳴るように怒られたり、尊厳を傷つけるような言い方をされて、心がボロボロになってしまう保育士はたくさんいます。
また、仕事の責任の失敗を若手保育士に押し付けたり、指示に一貫性がなく困ってしまうことも。
そんな上司がいたら毎日、職員室に行くのが嫌になりますよね。
対策
上司との人間関係が良好ではない時、緊急の対策としてどのようなものがあるでしょう。
出来るだけ保育室で仕事をする
上司の前で仕事をすると萎縮してしまったり、余計な事を言われたりして、自分の力が十分に発揮出来ないのはもったいないです。
職員室での作業が必要なもの以外は、職員室に行かない。
上司に会う回数を極力減らし、精神がすり減ってしまう場面を、少しでも減らしてみましょう。
上司の指示にとことん従ってみる
とにかく上司の指示に一度従ってみましょう。
もしかしたら自分の間違いに気付くこともあるでしょうし、それで信頼関係が出来ることもあるでしょう。
なんでこんな事言うの?と思う事でも、常識の範囲内で従ってみましょう。
尊敬の気持ちをアピールする
どんなに嫌な人でも、自分より長く生きた人です。
その人の人格に関わらず、まずは「尊厳している」ということを、必要以上にアピールすることも大切かもしれません。
嫌な上司とも上手くやっている人は、そういうアピールが上手な人だし、尊厳されて嬉しくない上司はいません。
その園でどうしても続けたいと思う場合は、上司は変わらない事が多いので、上司とも上手く付き合っていくしか他ないのです。
先輩や同僚との関係
保育士の人数が多い大規模園になると、派閥のようなものができたり、多数で1人をいじめたりすることがあります。
子供たちに人間関係の基礎を教える場である保育士が、自分たちの人間関係を上手く築けないなんて、本当に悲しい話です。
保育の仕事に関することならまだしも、プライペートまで悪く言う人だっています。
嫌味に耐えられず、精神的に病んでしまう人も珍しくありません。
対策
先輩や同僚とうまくいかない時は、他に助けを求めてみましょう。
1人でもいいので園で相談相手を見つける
園に行って、誰にも相談できずにいると、余計に辛くなるだけです。
正職同士でなくてもいい。パートの保育士さんでもいい。自分の悩みを相談できる人を1人でも見つけてみましょう。
同じ嫌な思いをしている人が見つかるかもしれないし、真剣に悩みを聞いてくれる人か見つかるかもしれない。
仲間がいる、と思える事は、また明日も頑張ろうとする活力にもつながるし、相談することで解決の道筋が見えるかもしれません。
できるのであれば、上司に報告する
上司に報告して、状況がよくなることはあまりないかもしれません。
報告した後のことを考えると、もっと状況が悪くなることも考えられますよね。
ただ、話を聞いてくれる上司もいるし、上司との信頼関係の度合いも人それぞれ違います。
困ったことを言えるような関係の上司がいれば、報告してみるといいでしょう。
クラス内での関係
幼稚園教諭なら1人担任も多いですが、保育園では常時2人の配置が義務付けられているため、幼児クラスでも1クラス当たり2人で保育することになります。
乳児クラスであれば、担任の数も増え、さらに人間関係が複雑になります。
また、乳児クラスは、パート保育士もたくさんいます。
そして、パート保育士の中には、正職員の保育士より経験も豊富な保育士がたくさんいます。
そのようなクラス構成の中で、主担任の保育士がいじめのような対応を受けたり、自分の意見を言えなかったりして、クラスが上手く回らない事もあります。
対策
担任を持ったら、1年は状況が変わりません。1年を乗り越えられるような対策が必要です。
物腰は低く、でも自分の意見を持つ
主担任だとクラスを引っ張っていく立場ですが、自分より年上で経験もある保育士から学ぶことも多いです。
教えてもらえる事はしっかり教わり、自分の糧になるようにしていきましょう。
その時、言葉や話し方に気をつけ、決して対立しないようにすることが大切です。
また、主担任として自分の意見を通さなければならない場面では、しっかりと自分の意見を伝えましょう。
その時も決して対立せず、物腰柔らかく対応する事で、その後の人間関係にもつながります。
他のクラスの保育士に相談する
クラスの中では見えてこなかった部分が、クラスの外から見ている保育士からの視点で気付くこともあります。
相談するだけでも心は軽くなるし、園には自分の相談を聞いてくれる人がいてくれるはずです。
人間関係の事であっても、1人で悩まないようにしてくださいね。
転職をする
日本にはたくさんの保育園や幼稚園があって、そこにはたくさんの保育士や幼稚園教諭が働いていて、あなたが働く園はその一つに過ぎません。
あなたが働いている園って、とても狭い社会なんです。
そんな狭い社会の狭い人間関係の中で疲れてしまい、もう保育の仕事をしたくなくなってしまうのは、本当にもったいないです。
私が転職をオススメする1番の理由は、保育の仕事を嫌いになって欲しくないからです。
保育を嫌いになりそうならば、一度転職してみて、それから判断して欲しい。
転職して、保育が好きな気持ちを取り戻す事が出来たら、前よりもっと保育が楽しくなりますよ。
視野を広げる為にも、一度転職をしてみてくださいね。
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