ピアノが超苦手でも大丈夫!保育で上手に聞こえる弾き方のコツとは?

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保育士の悩み

保育の仕事では、切っても切れないピアノの壁。
CDで歌を歌っている小規模園もありますが、ほとんどの保育園や幼稚園で、ピアノが使われています。

ピアノは、やはり幼少の頃に少しでも触れておくと、大人になってからも有利なのですが、保育の仕事を目指すに当たってピアノを始めた人は、ピアノの練習に四苦八苦していますよね。

でも、同じようにピアノが苦手でも、上手に弾いている先生もいます。
もちろん、先生の努力に比例して、ピアノは上達します。
ただ、同じ音数でも、弾き方を変えるだけで、とーっても上手に聞こえるのです!

今回は、ピアノが苦手で困っている、という保育士さんのために、ピアノという楽器を理解しながら、保育で弾く上で大切なことや、上手に聞こえるコツなどをお伝えしたいと思います。

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ピアノの特徴


ピアノが難しい、と言われるのは、右手と左手を同時に、また左右別の動きで弾かなければならないからですよね。

これは、ピアノという楽器に特徴があります。

ピアノは低音から高音まで、広い音域をひとつの楽器で弾くことができます。

一般的に、伴奏をするときは…。
左手⇒ベースとドラム
右手⇒ギターとメロディ

つまり、一人でバンドをやっているような感じ。
そりゃ、難しいですよね。

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重要!保育でのピアノの役割

保育でピアノを弾く場面を想定してみましょう。

歌をうたう時
発表会の劇などのBGM

保育でピアノを弾くのは、リサイタルではありません。
保育者のピアノがメインではなく、子供の歌や劇が主役になりますよね。

つまり、子供が楽しく表現することを手助けする手段に過ぎないのです!!!

リサイタルのように上手に弾けなくても、子供の表現を引き出すような弾き方が出来ることが、保育でピアノを弾く重要事項なのです!

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下手に聞こえるピアノの特徴


ピアノが苦手でも、ある程度のクオリティで弾いている先生はたくさんいます。
同じ手の動きでも、下手に聞こえてしまうピアノの弾き方には、決定的な違いがあります。

タッチがゆるい

ピアノは、鍵盤を押すことで、後ろにあるハンマーが弦を叩き、音を出す仕組みです。
タッチが強いと強い音が出て、弱いと小さい音が出るので、強弱をつけられるのです。

しかし、ピアノに自信がなく、鍵盤をゆるくタッチすると、どうでしょう。
とっても弱々しく、楽しさがなくなってしまいます。

また、しっかりタッチしないと鍵盤を押すタイミングがゆっくりになり、ハンマーが叩いて音が出るのに、ほんの少しの時間差ができます。
せっかく正しい音を弾いているのに、音がチグハグに聞こえたら、とってももったいないです。

音がのっぺり

子供が鍵盤ハーモニカを弾くとき、次の音への移行がうまくできず、前の音と重なって弾いてしまうことがありますよね。

同じように、次の音への移行がうまくいかないと、のっぺりとした印象の音が出ます。
これは、鍵盤を弾く指がまっすぐになってしまっているからです。
卵を持つように、猫の手で、と表現されるように、指をまるくして鍵盤を押すと、キレイな音が出ますよ。

メロディはのっぺりでもいいのですが、左手がのっぺりした音だと、どんより重たい曲になってしまいます。

リズムにのれていない

左手に動きがなさすぎると、子供は歌いにくいです。

1小節につき、1つのドの音で伴奏を弾いている先生がいました。
子供がリズムに乗りにくく、歌が映えません。

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じゃあどうすれば上手に聞こえるの?


下手に聞こえるピアノは、タッチがゆるく、音がのっぺりで、リズムに乗れていないピアノです。
これは、すべて、ベースとドラムの役割を果たす左手の伴奏によって決まります!

つまり、この3つを克服すれば上手に聞こえる、ということになります。
手をまあるくしてタッチをしっかり押して、左手がリズムにのれれば、子供の歌声が映えるのです!!!

でも、音を覚えるだけで必死なのに、そんないっぱい無理( ゚Д゚)と思いますよね…。

でも大丈夫!
音数を減らして、最低限の音数で弾くことが大切です!!!
そうすれば、弾き歌いもできますよね!

背伸びせず、弾ける音の数だけで弾けたら、自信を持って弾けるし、タッチもしっかりしてきます。

メロディは減らせないので、減らすのは左手の音数です!
右手は、メロディラインだけは弾くようにします!

超初心者は左手を同じ音で2音または4音

1小節につき、♩で4音、無理なら2音同じ音を弾きます(4拍子の場合)。
それ以上の音の動きは、基本的には無視して音数を減らします。

音は、曲によって違うのですが、楽譜にコードが載っていますよね?
コードは和音で表現されるのですが、その和音の中の一番低い音をならします。
コードは、このHPで詳しく表記されています。
シンコーミュージック

メロディーが終わるときは、メロディと同じ音で同時に終わればいいですよ!

この時の左手の役目は、ベースドラム
コードにあった音を弾くことでベースの役割、4音リズムよくならすことでドラムの役割ができます。

音を減らしたら、のっぺり感をなくすために、左手はできるだけ跳ねて弾いてみてください!
できるだけ跳ねる、というのを意識するだけで、印象は変わってきます。
音と音が離れたほうが、重たい印象がなくなるので、子供の歌には合わせやすくなりますよ!

できるなら左手の音をコードで弾く

左手を同じ音で弾くことに慣れ、音の出し方がわかったり、左手がある程度動くのであれば、違う音で2音(ド・ソ・ド・ソなど)で弾いてみましょう。

音数を増やすことで、音のタッチが悪くなってしまうのであれば、無理に音数は増やさなくてもいいと思います。
とにかく、リズムに乗って弾くことが大切です。

また、左手で和音を弾くのもOKですが、和音も重たくなりがちなので、明るいイメージの所はできるだけ跳ねて演奏してみてください。
優しく弾きたい所や、伸ばして弾くほうがいい所は、もちろん伸ばして弾きます。

とにかく練習する

やはり、練習量はある程度必要です。
初めの頃は練習してもなかなか…と思いますが、保育でうたう歌を弾くだけであれば、継続することでパターンがつかめてくるし、年中行事の曲は次年度も同じように弾きますよね。
1年目、2年目、3年目までにしっかりと練習することで、4年目以降は少し楽になってくると思います。

ピアノ教室に行く

忙しい中ではありますが、保育士になってからも継続してピアノ教室に行くと、ピアノが楽になりますよね!

簡単な伴奏など、ピアノ教室の先生ならすぐに作ってくれますし、その意味で仕事が早くなります。
また、指の動き(指番号)なども見てもらえるので、お金を払って通っても、仕事効率化につながりと思います。

実際、通っている先生は、オリジナルの楽譜を持っていて、弾きやすいようにアレンジしてもらっていました。

ただ、金銭的な理由や時間がないなどの理由で通えない場合は、この記事を参考にして、自分なりにアレンジして弾くことで、上手に弾くこともできますよ!
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正しい努力で簡単に、上手に弾こう!!

とにかく、練習あるのみ、ということですが、やみくもに練習するのではなく、とにかくリズムに乗って弾くことで、子供の歌や表現が映える素敵な伴奏になります。
まずは、左手の音の出し方とリズムの乗り方を練習していきましょう!

POINT左手はベースとドラムの役目、左手で曲のイメージが変わる!
のっぺり感をなくしてリズムよく弾くには、しっかり鍵盤を押して跳ねて弾く!
音数はピアノ教室で減らしてもらうか、コード表を見て自分で減らす!

他の業務もあって、なかなかピアノに時間が割けなくて大変だと思いますが、早い目に手を打つことで苦手意識もなくなってきます。
頑張ってくださいね!!

もし、発表会なども多く、ピアノが苦手でつらい場合は、ピアノが苦手でもOKの園に転職してもいいと思いますよ。
発表会などはベテランの先生が弾いたり、弾ける先生で伴奏をしようと言う園、またCDで歌おうという園も中にはあります。
転職サイトを利用するとで、ピアノが苦手でも大丈夫な園を紹介してもらえたり、相談に乗ってもらえたりしますよ!

転職するなら、転職サイトをつかおう!

 

 

 

 

 

 






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