コロナ禍での運動会どうする?保育園や幼稚園で事前に決めておくべきこと

保育の安全

2020年度は、新型コロナウイルスの影響により、緊急事態宣言に始まり、休園措置をとったり、行事の中止や縮小など、子供達にとっても、特別な園生活を強いられていることと思います。

さて、まだまだ第2波が続く中、9月や10月に運動会を行う園が多い事でしょう。

行事は、子供たちの成長にとっても、また園生活のメリハリの面でも、重要な役割を担っています。
大きな行事ですので、できるだけ中止にせず、運動会を成功させたいですね。

ただし、withコロナの運動会は、今までと同じという訳にはいきません。

保育園や幼稚園において、コロナ禍での運動会をどのように行うべきか、事前に話し合い、ルールや線引きを決めておくべきでしょう。

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運動会をどのような形で進めていく?

まずは、保育園や幼稚園で運動会を行う場合、どのような形で進めていけばいいでしょう。
園の実情によって決めていかなければなりません。

密にならない日程

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために必要な対策として、まずは密にならないことを考える必要があります。

*年齢別に分けて開催する
*暑い時期を避けて開催する

この2点について、考慮していかなければなりません。

年齢別に分けて開催

特に、大規模園で議論すべき点となります。

例えば、200人以上の園児が在籍する園では、どうしても運動会当日、子供同士も密になりがちですし、観客席にいる保護者に関しても、密になることは避けられません。

規模縮小をしながら午前と午後に分ける、もしくは日程を分けて開催などの方法があるでしょう。

また、細かく年齢で分けなくても、保育園であれば乳児と幼児など、ざっくりと2つに分けて開催することも、選択肢の一つとなります。

年齢別に分けて開催することで、密になることを避けられるというメリットはありますが、一方で、兄弟が同時在籍している場合に、何度も運動会に参加しなければいけない、という保護者側の負担が増えるデメリットもあります。

もし、日程を分けて開催する場合は、保護者への理解と協力を求めていく必要があります。

暑い時期を避けて開催

屋外であっても、人がたくさん集まる行事では、マスクの着用が必須となります。

屋外ですので、熱中症の危険や運動をするという内容を考慮し、子供たちはマスクをせずに参加する園もあるかと思います。

それでも、あまりに暑い時期に運動会の日程を設定してしまうと、マスクを着用している保護者の体調不良や熱中症のリスクが上がってしまいます。

2020年度は、できるだけ暑い時期を避けての開催が良いと思われます。

ただし、公共施設などを借りている場合、年間スケジュールですでに日程が決まってしまっている場合もあると思います。

その場合は、適度にマスクを外したりできるよう、ソーシャルディスタンスが確保できるような観客席を用意していきましょう。

ソーシャルディスタンスの確保

運動会で密になることが考えられるのは、①競技中、②園児の待機中、③観客席、の3つのパターンです。

このうち、ソーシャルディスタンスを確保するのが一番難しいのは、競技中かと思います。

競技中と待機中の子供たち

ただし、子供の成長のための運動会です。
感染症対策を気にしすぎて、子供たちが楽しめない運動会は、あまり意味がないですよね。

団体演技の内容を精査し、顔が近づきすぎないようにする、また、今年は台風の目のように、同じ物を消毒しない状態で繰り返し使うような競技をやめる、といった対策は必要です。

ですが、競技中は、子供たちがのびのびと行えるようにしてあげたいものです。

子供たちの待機中は、密を避けるために、広い場所が必要となります。

例えば、園で使っている椅子を、1人1台用意して、間隔を開けて座る、など、当日にバタバタしないように子供の席を1人ずつ決めておくのもいいと思います。

0歳児や1歳児が椅子に座るのが難しければ、簡単な親子競技だけの参加にして、待機時間をなくす、もしくは保護者席での待機にする、などの対策が必要です。

観客席の取り方

コロナ禍での運動会ですので、一家総出で運動会を見る、というような大人数での観客の参加を避けてもらう事は必須です。

できれば、保護者と兄弟のみの参加にしておきます。

少人数での観客、なおかつ、ソーシャルディスタンスを確保した状態が求められます。

ただ、観客席に全て、椅子を置くのは、椅子の数が足りずに無理な園も多いと思います。

その場合は、観客席に白線を引き、1家庭分のゾーンを決めて、その白線の中で観覧してもらうようにしましょう。

撮影ゾーンは廃止を検討

子供の写真やビデオが撮影しやすい場所に、撮影ゾーンを設けている場合は、2020年は廃止した方が無難かと思います。

撮影ゾーンは席や場所の取り合いになり、少しでも前で我が子を撮影したいと、密になりやすい状況が生まれてしまいます。

感染症がなくても、トラブルになりがちな場所ですので、今年は撮影ゾーンは廃止することも検討しなければなりません。

その分、観客席を広く取り、密を避けた応援ができるようにしたり、観客席からも撮影できるように考慮しましょう。

屋内は使わない

体育館のような屋内では、子供たちも観客も密になりがちです。

往来であれば、雨天時には体育館を借りて、延期せずに運動会を行う園もあると思いますが、コロナ禍での屋内での運動会は、ソーシャルディスタンスの確保という観点からも、避けた方がいいでしょう。

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保護者への理解や協力を求める

新型コロナウイルスの感染予防を行った上で、運動会を行うことが決まったのであれば、保護者への理解や協力を求めていきます。

この際、どのような点に気をつけていかなければいけないでしょうか。

早めにルールを提示する

まずは、園で決まったルールについては、保護者全体に理解してもらえるよう、書面やメールを使って呼びかけていく必要があります。

その際、一度だけでは理解できない方、また、配布された書面を紛失される方も出てきます。

また、ルールに関してクレームがくることもあります。

まずは一度、早めにルールを提示する必要があります。

早めに提示しておくことで、クレームが来た時や新たなルールが必要になった時にも、対処することができます。

保護者の意識にも差があること

書面などで運動会の概要やルールについて、保護者に知らせても、どうしてもルールを守ってくれない方もいます。

また、密になることを避ける、という保護者一人一人の意識にも個人差があることをまずは理解する必要があります。

これで密にならない、と思ってされている行動であっても、他の保護者にとっては不快に感じる距離感かもしれません。

この意識の差は、保護者間のトラブルや、園側とのトラブルに発展してしまうかもしれません。

明確でわかりやすいルール、そして簡単に共有し合えるルールが必要です。

明確で簡単なソーシャルディスタンスを心がける

スーパーのレジでは、わかりやすく並ぶ位置に線が引いてあることがほとんどです。

明確で簡単なルールは、誰もがすぐに共有できるものです。

運動会でも、保護者間の密を避けるため、そしてトラブルを少しでも減らすために、明確で簡単なソーシャルディスタンスの確保に努めます。

誰にとっても文句が出ず、公平なルールで決めていく必要があるでしょう。

例えば、観客席には線を引いておき、1家庭ごとの場所を決める。

準備に保育者の負担が増えてしまいますが、感染拡大防止と保護者間のトラブル防止のため、ある程度の決め事を、明確に提示する必要があります。

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運動会を諦めないで!

新型コロナウイルスが感染拡大しようと、新しい生活様式が始まろうと、何が起きても、子供たちの成長は止まりません。

今年、もしくは来年に限っては、制限が多いものと思われます。

ただ、今を生きる子供たちにとって、今の園生活は今だけのものです。

安易に運動会を諦めず、子供たちが楽しく、そして未来に繋がる素敵な行事になることを祈っています(^^)

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