パラバルーンを上手に膨らませるには?指導方法や合図のコツは?

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運動会

パラバルーンの大技が成功すると、演技をしている子供たちも、見ているお客さんたちも、とっても感動しますよね。
大技はどれも、しっかりとパラバルーンに空気を入れて、上手に膨らませる事で成功します。
ただ、大技は成功率が低く、コツをつかむまでに時間がかかるものです。

今回は、パラバルーンを上手に膨らませるための、子供たちへの指導方法から、保育者の笛のタイミングまでお伝えします。

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空気を入れる大技ってどんなの?

しっかり空気を入れて膨らませることで成功する、パラバルーンの大技には、次のようなものがあります。

○気球
○おうち
○きのこ
○花火

この技は、しっかり空気が入らないとしぼんでしまったり、丸くならなかったりします。
見せ場につながる技なので、成功率を高めたいですね!

空気を入れるために必要なこと

パラバルーンでしっかり空気が入るようにするには、タイミングを合わせることが大切です。

○しっかりパラバルーンを上にあげる
○空気が入ったらすぐ空気を閉じ込める

基本的にはこの2点が良いタイミングで交わった時に、技の成功率があがりますよ!

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子供への指導方法

子供にはも、しっかりと上にパラバルーンを持ち上げることと、空気が入ったら素早く次の行動に入ることを、わかりやすい言葉で説明していく必要があります。

しっかりバンザイできるように

しっかりとパラバルーンを持ち上げるためには、子供の頭の上まで持ち上げなければいけません。
しかし、ただ単に「しっかり上にあげてね」と声掛けをするだけでは、顔の前までしか持ち上げられない子供もいます。
子供たちがイメージしやすい言葉で伝えてあげましょう。

「しっかりバンザイしよう」
「手はまっすぐ伸ばして、お耳の横に持ってきてね」

パラバルーンを持たずに、一緒に手を挙げる練習もすれば、よりイメージできますね。

笛をよく聞くように

子供たちの中には、パラバルーンが上がっていることに夢中になってしまい、笛の合図を聞いていないことも。
空気が入ったらすぐに動かないと膨らまないことも伝えながら、笛の合図に合わせてすぐ行動できるようにしましょう。

「笛が鳴ったらよーいドンだよ!前に走ってね」(気球の場合)
「笛が鳴ったら、パラバルーンをさっと地面に置いてね!」

みんなで心を合わせよう!

成功させるためには、子供たちの行動のタイミングを合わせることが大切ですよね。
みんなで心を合わせることで成功することを伝え、みんなで一緒に頑張ろうとする気持ちにつなげていきましょう。
また成功できなくても、またやってみたいと思う意欲につなげていくことも大切です。

「みんなの心がひとつになったら、絶対成功するからね!」
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保育者の笛(合図)のタイミング

子供たちの行動をひとつにまとめていく為にも、保育者が出す笛の合図は、パラバルーンを成功させる大きな鍵です。
空気を入れてパラバルーンを膨らませる為には、パラバルーンの大きさや子供の人数、その日の天候によって大きく左右されてしまうので、このように合図すれば絶対にできる!という確かさがないことも、成功率が低い要因なのです。

そこで、笛を出すタイミングのポイントを整理して見ましょう。

拍を無視して空気が入ったタイミングで合図を出す

技の構成を考えた時に、8拍ずつに曲を分けて考えたと思います。

気球の場合…最初の8拍で上げる⇒次の8拍で走る

しかし、8拍の間、上にあげていると、途中でパラバルーンから空気が抜けてしまうこともあります。
8拍が長いと感じた場合の対処として、曲に合わせず、空気が入った瞬間を保育者が捉えて、次の合図の笛を鳴らしてみましょう。
曲には合わないタイミングで走ったり座ったりしますが、技としての成功率は格段に上がります

拍に合わせてタイミングを出す場合

ただそうは言っても、曲に合った合図で行動できると、子供たちもタイミングを合わせやすいですよね。
拍に合わせてタイミングを合わせる場合でも、実際にパラバルーンを子供たちと練習していく中で、タイミングを決めていきましょう。
空気が入りやすいだいたいの拍数を知ることで、

8拍の中で前半に「待機」
後半に「パラバルーンを持ち上げる」拍

を持ってきます。

そして、次の8拍で走ったり座ったりすれば、曲に合うタイミングで技が決まります。

例えば、4拍で空気がしっかり入るのであれば、最初の4拍はパラバルーンをお腹の辺りで持って「待機」し、後半の4拍で「パラバルーンを持ち上げる」拍を取ります。

持ち上げる前に一旦下げる

空気を入りやすくするために、一旦パラバルーンを下げる方法もあります。
例えば、8拍のカウントでパラバルーンを持ち上げるとして…。

①最初の2拍(ピッピッ)で下げる ⇒ 3~8拍(ピーッ)で持ち上げる方法
②最初の4拍(ピーピッ)で下げる ⇒ 5~8拍(ワン・トゥ・スリー・フォーと声出し)で持ち上げる方法

下におろす時間を設けることで、タイミングを合わせやすくすると同時に、一気に持ち上げることで空気がさっと入りやすくすることができます。

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まとめ

どれだけ練習しても、当日に風が強くて流されてしまったり、タイミングが合わないこともあります。
でも、練習の間に成功体験があれば、子供たちも楽しめますし、またやってみようとする意欲にもつながりますね。

また、成功したときは、みんなの気持ちが一つになったことを認め、楽しさを共有できるようにしましょう。

コツをつかむと、どんどん成功率は上がっていきます。
運動会当日、最高の演技ができるといいですね。頑張ってくださいね!

POINT◎タイミングを合わせることの大切さを伝える
◎子供がイメージしやすい言葉で伝える
◎合図は、曲のタイミングに合わせず、パラバルーンのタイミングに合わせていく
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