保育園や幼稚園教諭に内定が決まったみなさん、おめでとうございます!
これから入職するに当たって、期待と不安がいっぱいのはず。
4月はじまりの入職が多いと思いますが、それまでに準備しておくことや必需品などをご紹介していきたいと思います。
保育士さんも幼稚園教諭さんも共通です!
内定の挨拶と研修の確認
内定が決まったら、まずは内定先の園に挨拶に行きます。
内定承諾書へのサインなどもあり、園から来てほしい日時を指定される事が多いでしょう。
また、内定が出たら、簡単な今後のスケジュールも教えてもらえる場合が多いです。
私立の場合は電話や文書、公立の場合はまずは合格通知の文書が届くと思います。
何も言われていなくて不安な場合は、合格発表から1か月くらいで園に電話で確認し、挨拶に行きたい旨を伝えましょう。
挨拶は丁寧に
園に到着したら、「内定を頂きました○○です。」としっかり伝えます。
出会った先生には、どの先生にも「おはようございます!」「こんにちは!」とテキパキ挨拶します。
時間が許される場合は、簡単に名前だけでも自己紹介をしておきましょう。
特に保育園の場合、保育士の数も多く、たくさんの先生がいらっしゃいますので、挨拶も大変ですが、皆さんに早く顔を覚えてもらい、好印象で仕事を始められるようにしましょう。
研修について聞く
公立の場合は、入職前に研修があることは少ないです。
公務員ですので、入職日に仕事が始まり、勤務先の園も内定式の時に知らされることもあります。
私立の場合は、研修がある園が多いと思います。
研修については、2~3月に数日間ある場合や、3月に1か月みっちり研修、なんて園もあります。
研修簿がある園もあれば、入職前準備として壁面制作や新年度準備を行う園まで、その制度は様々です。
幼稚園では、4月に入ってからも新年度準備ができますが、保育園では3月中に新年度準備が必要になってきます。
学生の場合は、卒業旅行なども行きたいし、後から研修がありますと言われてしまうと困りますよね。
研修の時期や内容なども、挨拶の時に聞いておくといいでしょう。
研修は貴重な勉強の時間
研修は、基本的にはクラスに入って保育の流れを勉強することが多いです。
特に、実習園ではない園に就職する場合は、研修の間に内定先の園の生活の流れを覚えておかなければなりません。
研修簿が用意されていなくても、メモを取り、入職後に役立つようにします。
研修簿がある園は、毎日ハードスケジュールですが、研修簿は入職後の保育に役立つもの。
私が初めて勤めた幼稚園では、研修簿はなかったですが、その分入職後の日案作成が本当に大変でした。
研修簿があった友人は、入職後も日案の作成もありましたが、書類の量は少なめでした。
研修の間にいろいろ学んでおいた方が、入職後の仕事が少し楽になります!
また、研修の時は進んで行動し、流れがわかる部分については積極的にお手伝いをしていきましょう。
手遊びや絵本なども用意しておくといいかもしれませんね。
入職までにしておく準備
さて、入職までに、これはしておいた方がいい!という準備をお伝えしていきます。
研修から入職が連続の場合は、研修が始まる前にしておいてくださいね。
自己紹介を考えておく
入職して担任を持つ場合、子供たちにとってあなたは初めての先生。
特に幼稚園で一人担任の場合、子供たちは新しいクラスに新しい先生と、不安でいっぱいになります。
クラスをまとめていく為にも、この先生、好きになれそう!というつかみがとっても大切ですね。
自己紹介には、少し力を入れてみましょう。
私は、ダンボールにパネル布を貼り、簡単に使えるハンドパネルシアターを作りました。
好きな食べ物や好きなキャラクターなど、パネルで紹介したら、子供は大喜び!
保護者の方もいらっしゃる場合も多いと思いますので、覚えてもらえますよ。
この本も参考になります。
複数担任の場合は、先輩保育士に、こんな自己紹介がしたいです!と言ってみましょう。
新人保育士さんの為に、時間を取ってもらえると思いますよ。
手遊びを覚えておく
手遊びの本はたくさん出ていますので、保育で使えそうなものをピックアップして、いくつか習得しておきましょう。
私も何冊か購入し、手遊びを覚えましたよ。
また、YouTubeなどの動画でも簡単に見ることができますね。
手遊びは、活動の前、絵本の前、集会の時など、保育の色々な場面で使うことができます。
担任に入るクラスの年齢に合わせて、手遊び歌を覚えておきましょう。
子供の名簿も見ておこう
初めは、子供の名前と顔が一致せずに大変です。
とりあえず、研修中に名簿を見て、名前だけでも憶えておきましょう。
子供の名簿は、個人情報です。
取り扱いには十分注意し、できれば自宅に持ち帰らないようにします。
必需品を用意しよう
保育の仕事をするに当たって、準備しておく必需品があります。
研修中も入職後も、自分で用意して持って行きましょう。
仕事着を用意する
保育の仕事着は、園から支給されたり貸借されたりする場合もあれば、自分ですべてを用意する必要がある園もあります。
何が必要かは入ってからでないとわかりませんが、支給される場合でも、洗い替えの分も考慮し、最低限の仕事着は用意しておくといいでしょう。
最低限必要な物として…。
〇ジャージやズボン1本
〇Tシャツ長袖2枚
〇エプロン1~2枚
ジャージなどが支給される場合でも、絵の具や排泄物で汚れることもあります。
そのため、エプロンは不要の園でしたが、エプロンも常に保育室に置いておきました。
製作や給食の際に、とっても役に立ちますよ。
園からの支給がない園や、服装が自由な場合は、この2倍は絶対に必要です!
特に乳児の担任の場合は、食事や授乳で汚れたり、おむつ交換で汚れたり…。
何かしら着替えが必要でした。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
文房具を揃えておく
必要な文房具は支給されたり、園にあるものを使うこともできます。
しかし、基本的には自分の文房具で仕事をするつもりで、用意しておきましょう。
〇はさみ
〇のり
〇定規
〇ボールペン
〇えんぴつ
〇修正ペン、修正テープ
これらの基本的なものは、常に筆箱などに入れて持ち歩いています。
絶対に必要な物なので、必ず用意しておきましょう。
はさみは、切りやすいものがおすすめです。
〇セロハンテープ
〇ボンド
〇クリップ
〇クリアファイル
〇輪ゴム
これはあると便利な物!是非用意しておきましょう。
とりあえず4月の絵本はチェック!
入職前に、絵本もたくさん読み込んでおきましょう。
あの絵本を読みたい!というのが、保育の中で出てくると思います。
入職前に、4月の季節絵本はチェックしておいた方がいいです。
できれば1冊は購入しておくと、保育が始まってからも焦らないかもしれませんね。
おすすめの季節絵本は、コチラの記事を参考にしてください。
タオルやハンカチ
とにかく手を洗うことが多い職業。
さっと取り出して、手を拭けるようにしておきましょう。
ジャージにハンカチをはさんでおくと、とっても便利ですよ!
リュック
特に保育園では、園外保育として散歩に出かけることもあります。
散歩に行く時は、携帯電話を持ち、子供が汚した場合の着替えやおむつ、公園の遊具を拭くためのタオル、携帯電話、カメラ、ビニール袋、救急セットなど、持ち物がとっても多いのです。
なので、リュックを持って散歩に行くことが多いです。
幼稚園でも、散歩に行く園もあれば、遠足があったりと、リュックはなにかと必要です。
重くなることを想定して、肩紐もしっかりしていて、容量もたくさん入るものを用意しておきましょう。
フォーマルスーツなど
入園式や卒園式など、式典の時にはフォーマルスーツを着用する園が多いと思います。
スーツの色も、指定されている場合があるので、事前に園に確認し、まずは入園式で必要なスーツを用意しましょう。
靴も必要な場合もありますので、確認し忘れないようにしておきましょう。
通勤着
ジャージや仕事着で通勤できない園もあります。
仕事の前後に、着替えが必要になります。
通勤する時は、保護者に会う場合も多く、派手な服装は避けておいた方が無難です。
また、研修や家庭訪問などでも、フォーマルに近い格好で行く場合もあります。
通勤や外出時に必要な服装も、用意しておきましょう。
印鑑
印鑑は、書類に押すこともあれば、出勤簿にも押すことがあります。
正式な書類には、シャチハタは不可の場合がありますが、出勤簿はシャチハタでも大丈夫な園が多いと思います。
シャチハタと普通の印鑑と、どちらも用意しておくといいでしょう。
給与通帳の口座開設
園から、給与振り込みについて説明があると思います。
指定の金融機関がある場合は、その金融機関の口座開設が必要になります。
入職してからは、銀行など平日にしか空いていない場所に行くことが、比較的難しくなります。
忘れないように、口座を用意しておきましょう。
まとめ
ドキドキワクワクの新生活。
これから、保育士としての第一歩を踏み出す皆さんに、少しでも不安をなくしてもらい、期待をもって保育者の道を歩んでほしいなと思います。
学生の間の少しでも余裕のある間に、保育の準備をしたり、買うものを揃えたりして、落ち着いた気持ちで4月を始めましょう。
このサイトでは、新人保育士さんや幼稚園教諭さんのために、保育のノウハウをたくさん用意しています。
入職後も、是非サイトに遊びに来てくださいね☆
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