私は、私立幼稚園に始まり、私立保育園、公立保育園と、様々に転職を繰り返してきました。
雇用形態も正職員やパートなど、様々に経験しています。
こんな考えから、転職に踏み切れない人はいませんか?
転職を繰り返してきた私からすると、答えはNOです。
では、保育士を転職するメリットを様々な方面から捉えていきましょう。
この記事を読むと、きっと転職が悪い事ではないとわかってもらえると思います。
どうして転職がしたいのか
まず、あなたが今の保育園を転職したいと思った理由は何ですか。
その理由は、一人ひとり、違う事でしょう。
保育の考え方が合わない
就職説明会など事前に聞いた保育とは程遠い保育。
自分が思っていた保育とは違う!と思う園だと、働いていて辛いですよね。
保育が楽しいと思えないこともしばしば。
私も保育観が合わない園で働いた時は、どうやって子供に接していこう、どうやって私なりのより良い保育ができるのかと、悩むことも多かったです。
保育の仕事に就いた時、こんな保育者になりたいと、強い思いを持っていた人も少なくないはず。
でも、勤めた園の雰囲気に流され、流されたままの保育をしていて、自分の意見も言えない。
このままの保育でいいの?私はこんな保育者でいいの?と気付きながらも、ズルズル働いている人も多くいると思います。
でも、そこで立ち止まってください。
こんな保育者になりたいと思った強い思いを、ずっと忘れてはいけません。
自分の保育観に合う園に転職してみてください。
人間関係がうまくいっていない
保育園や幼稚園って、とても狭い社会なんです。
特に私立保育園や私立幼稚園だと、上司の入れ替わりがほとんどありません。
上司や先輩に仕事を押し付けられたり、悪質ないじめなどもあります。
そうでなくても、合わない上司に引け目を感じたり、自分の意見を言えば対立してしまったり‥。
人間関係は、一度うまくいかなくなると、修復するのが難しいですよね。
うまくいっていない人間関係を修復するには、お互いに修復しようとする気持ちが必要です。自分の気持ちだけで、人間関係を修復することはできません。
また、精神的に病んでしまい、仕事に来れなくなる人だっています。
そんな時は、逃げたっていいんです。
他の人が、『この園はいい園だよ』って言っていたとしても、自分が合うか合わないかが大切!
自分に合う園がきっと見つかると思います。
私も最初に勤めた園は、人間関係が悪く、毎日胃が痛かったのですが、転職して人間関係のいい園に行くと、保育の仕事が楽しくなり、仕事の評価も上がりました。
長時間労働で身体がしんどい
日々の保育だけでなく、保育の準備、行事の準備、書類仕事‥。
保育の仕事は、保育をすること以外にも山積みですよね。
長時間残業しても、園で終わらなかった仕事は持ち帰りが当たり前。
ただ、園によって仕事量は様々です。
仕事の分担を工夫している園や、正職員をたくさん雇用して仕事を分配している園、行事の準備負担が少ない園など、仕事量を減らそうと努力している園もたくさんあるのです。
保育士や幼稚園教諭の全員が、毎日長時間労働をしている訳ではありません。
また、シフト通りに帰れる園と帰れない園があります。シフト通りに帰れない園となると、閉園時間、閉園時間を大きく上回る時間まで、残業ということもあります。
産休・育休が取りづらい
園の中には、結婚すれば自然と退職、妊娠したら邪魔者扱い、産休・育休の制度はあっても誰も使っていない‥そんな園もあります。
ずっとこの園で続けたいのに続けられない。また、経済的な理由で産休・育休を取りたいと思っていても、取れない園もあります。
それは、保育の仕事ならではの理由もあります。
担任を持っていれば、年度が終わるのは3月。年度途中で産休に入ると、その後の引き継ぎが必要になります。
また、年度途中で帰ってきても、空いている役割がなかったり、年度途中に帰ってくることを見越して少ない人数で園を運営してい他の職員に負担が増えたりと、産休や育休を取りづらい雰囲気がある園があります。
もちろんこれも、全ての園が取れないという訳ではありません。
今勤めている園が、未だに産休や育休が取れない園だとしたら、他の園に目を向けてみてください。
保育は子供を大切にする仕事。保育者に赤ちゃんが宿ったことも喜んでくれる園に就職したいですね。
転職をするメリット
では、実際に私が転職して良かったと感じたメリットをご紹介していきます。
保育観の合う園で保育が出来る
この保育で本当にいいの?とモヤモヤしているなら、一度転職してみましょう。
先ほども話した通り、基本的な保育方針と自分の保育観がマッチングすることは、保育者として働く上でとても大切な事ですよ。
人間関係がリセットできる
人間関係に悩んで辞めたのなら、1番はここですよね。
転職先でまた一から人間関係を築いていくのは大変なのですが、今までの反省も含めてやり直す事ができますよ。
保育の引き出しが増える
私の中で、転職の一番のメリットだと感じる部分です。
一つとして、全てが同じという園はありません。
転職して、こんないい保育があるんだと思ったり、前の園のいい面だって見えてきます。
でも、転職することで、全てまとめて自分のスキルにつながる事。
これが保育のキャリアを積み重ねていく中で、とても大切なことだと感じるのです。
労働条件が合う
転職する時は、必ず労働条件を確認しますよね。
初めて保育園や幼稚園で働いた時には分からなかった労働条件も、転職時には確認しておこうという意識が生まれるので、今までより自分に合う条件で仕事ができます。
『どちらかと言えば長時間労働でもいいからとにかくお給料が良い園に』
『どちらかと言えばお給料が安くてもいいから時間通り帰れる園に』
『自分の条件に全てマッチする園に』
などなど。
結婚・出産などのライフスタイルの変化に対応できる
やはり、結婚してから、出産してから、このままの仕事のペースでいいのか、正職員のままでいいのかと感じる事もあるでしょう。
でも、パート保育士や常勤・非常勤保育士など、非正規職員であっても、様々な形で保育の仕事があります。
正職員としてキャリアを積めなくても、パート保育士でも保育の仕事を続けていくこともできるし、いつか正職員に戻る時もキャリアに繋がります。
何より保育が好きになる
転職する事で、働く条件が合って長時間労働から解放されたり、保育方針が合って子供がもっと好きになったりすると、保育の仕事がもっともっと好きになります。
転職するデメリット
もちろん、転職にもデメリットがあります。
人間関係が悪い
転職先の人間関係が最悪だった‥という悲惨な事もあります。
人間関係が嫌で辞めたわけじゃない場合、転職先の人間関係がドロドロだったり、びっくりするような上司との関係だったり‥。
思っていた保育とは違った
これ、私もありましたよ。
保育観の合うところで働きたいと、転職先のホームページを見ていたけど、勤めてみたらホームページに載ってるのは嘘!?と思うほど、実践されている保育が違いました。
思ったより長時間労働
ちゃんと確認しておけば大丈夫なのですが、6時には仕事を終えたいと思っていたのに‥と、特に家庭を持っていれば致命的になるのが長時間労働です。
転職前に確認しなければならないのはわかるけど、確認しづらいですよね。
転職のデメリットを乗り越えるために、転職サイトを利用しよう
転職のデメリットは、実際に転職した人の失敗例ですよね。
転職して100パーセントの成功はなくても、失敗の確率を下げられるのは、転職サイトを使うことです。
保育の転職サイトはたくさんあります。
正職員が得意なところ、様々な雇用形態があるところ、それぞれのサイトによって掲載されている求人も異なります。
まずは、色々なサイトに登録してみましょう。
また、転職サイトは、最低でも2つのサイトに登録し、比較しながら転職先を見つけるといいですよ!
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