保育の採用試験対策~ピアノの初見・自由曲・課題曲編~

就職・転職

保育士や幼稚園教諭の採用試験では、公立・私立等に関わらず、ピアノの実技試験を行っている園があります。
ピアノが苦手な方にとって、ピアノの採用試験はハードルが高いですよね。

今回は、ピアノが苦手だったり、あまり得意ではないという方の為に、私が保育の学生さんにピアノ指導を行った経験をもとに、初見弾き・自由曲・課題曲の練習方法など対策をお伝えしていきます。

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初見弾き


初見弾きは、ピアノが苦手な方にとって、一番難しいですよね。

初見弾きの試験は、試験側が用意した曲の楽譜を読みながら練習する時間(5~10分)が与えられ、その後、曲を弾く、という流れです。
初見弾きは、最初の練習時間をどのように有効に活用するかが一番の勝負!!!
まずは、初見弾きを攻略するポイントをまとめてみましょう!

POINT◎楽譜を読むスピードを速くする
◎童謡のメロディーは弾けるようにしておく
◎できるだけ止まらずに弾きとおす
◎両手が無理であれば、片手だけでも弾く
◎間違えても、気にせず先に進む

この5つのポイントを押さえて、練習していくようにしましょう。
初見弾きは難しいですが、少しでもスキルを上げておくことで、保育の仕事を始めた後もピアノの練習がぐっと楽になります

楽譜を読むスピードを速くする

初見弾きは、楽譜を読むスピードを上げることで、曲を弾いて練習する時間が増えます。
なので、楽譜を読むスピードが速い人の方が有利になる、ということです。

楽譜を速く読めるようにするには、色々な曲の楽譜を、とにかくたくさん読むことです。
楽譜を見ながら、”ド・レ…”と音階を紙に書いて、音符の理解度を深めていきましょう。

また、四分音符や八分音符など、音の長さも理解しなければなりません。
覚えることはたくさんありますが、保育の現場に出れば必要になるスキルです。

<img~>

入職前に覚えることで、ピアノの練習の負担を減らすことに繋がりますよ!

童謡のメロディーは弾けるようにしておく

基本的に、保育の初見弾きの試験で、クラシックの曲やあまり知られていない曲が出ることはありません。
ピアノの高いスキルを求めている園や、楽譜を読むという点に絞って初見弾き試験を行っている園などは、難易度の高い曲や、あまり知られていない童謡などが出題されることもありますが、保育にそこまで高いピアノのスキルを求めている園は少ないでしょう。

したがって、難易度の高い曲が出るなどの傾向がわかっている園や自治体以外を希望する場合は、あくまで、童謡や保育でよく使われる曲が出題されるという風に考えていいです。

童謡のメロディーはたくさん知っておいて損はないと思います。
完璧に覚えていなくても、一度でもその曲の楽譜を読んだことがあると、試験の時に思い出しながら弾くことができます。
また、メロディーのリズムがわかるだけでも、音の長さを読む手間が省けるので、早く楽譜を読むことができますね!

また、基本的にはハ長調(#も♭も使わない音階)で出題されることが一番多いと思います。
色々な動揺を、ハ長調の楽譜で読んでおいたり、右手だけでも弾く練習をしておけば、試験当日に焦らずに済むでしょう。

できるだけ止まらずに弾きとおす

保育のピアノの試験で見られていることは、保育で使える技術があるかどうか、という事です。
保育の現場でピアノを弾いたり弾き歌いをする場合は、常に子供と一緒に歌ったり踊ったりする場面ですよね。

どんな状況でも、最後まで弾きとおせるか、という事も試験官が見ているポイントです。

また、初見弾きでも”弾き歌い”を要求されることが多いでしょう。
歌が途中で止まってしまうと、子供と一緒には歌えません。

どうしても修正不可能な時は、できるだけ止まる時間を少なくして進んだり、「もう一度弾き直します」とあらかじめ言って、初めから弾いたりしてもいいですが、基本的には”曲を最後まで止まらずに弾きとおす”事を目標に考えましょう。

両手が無理であれば、片手だけでも弾く

練習時間が始まったら、まず楽譜を見てみましょう。
自分にとって簡単か、難しいかを10秒くらいで見極めます。
難しいと思った曲を、いきなり両手を使って練習をしていると、練習時間をオーバーしてしまう可能性があります。

なので、まずは右手のメロディーだけを最後まで追いかけるようにします。
自分にとって簡単だ、と思う楽譜であっても、最初の練習はメロディーを止まらずに弾くことです。

その後、時間が大幅に余っている場合は左手も一緒に練習していきます。
左手は、もし難しければ、小節の1音目だけを弾く、という感じでもいいと思います。

間違えても、気にせず先に進む

保育の現場でピアノを弾くのは、もちろん子供の前ですよね。
一緒に歌っているのに、ピアノが止まってしまったら、子供たちは歌えません。

実際、現場で弾いている時は、間違えずに弾く事より、止まらず、楽しく演奏することが大切になります。
初見弾きの試験でも、間違えても気にせず、楽しく前に進むことが大切です。

また、試験が終わった後も、大幅に間違えたからと言って落ち込んだ表情をしていてはいけません。
「聞いてくださってありがとうございました!」くらいの清々しい気持ちで、試験を終えるようにしましょう。

初見弾きの練習時間の使い方

初見弾きで、楽譜を読んで練習する時間に、何をすればいいのか、手順をまとめました。
自分の実力に合わせて、できるところまで練習をします。

自宅で初見弾きの対策する時は、童謡集などを使い、5分でどこまで進むことができるか、何度も試してみましょう

①右手でメロディーを完璧に弾けるようにする
②弾き歌いの場合は、右手のメロディーと一緒に歌も歌えるようにする
③右手に合わせて、左手も一緒に弾く(難しい場合は、小節の1音目の音だけ伴奏につける)
④両手で弾きながら、歌もうたう
⑤ピアノの音量と、歌の声量のバランスがとれるように調節する
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自由曲


自由曲は、楽譜も曲も、自分で用意できるので、初見弾きより難易度は下がります。
ここで大切なのは、どのような曲を選曲し、どのような楽譜を選ぶべきか、という点になります。

POINT◎ピアノ重視の園、なおかつピアノ上級者の場合のみ、クラシックから選ぶ(ソナチネかソナタ)
◎基本的には童謡や子供の歌で、弾き歌いを行う
◎楽譜は、自分のレベルに応じて選ぶ(無理に難しい楽譜でなくてOK!)
◎伴奏譜(弾き歌い用)ではなく、右手はメロディーになっている楽譜を選ぶ

ピアノ重視の園、なおかつピアノ上級者の場合のみ、クラシックから選ぶ

ピアノ重視の園では、生活発表会や音楽会などの発表会でもピアノの技術が求められています。
なので、ピアノの技術をアピールするという点から、クラシックを選ぶといいでしょう。

ただ、試験なので、短めの曲を選びます。
また、保育の試験という事を考慮し、明るい曲調、楽しい曲調の曲を選曲します。

基本的には童謡や子供の歌で、弾き歌いを行う

保育士や幼稚園教諭の中でも、ピアノが得意です!と言う人が多いわけではありません。
ただ、保育で必要だから、ピアノの試験を行うのです。

逆を言えば

保育で使える曲のレベルに達していればいい
保育で使えるような弾き方をしていればOK!

というわけです。

保育では、基本的には弾き歌いの技術が必要になってきます。
得意な弾き歌いの曲を選び、試験に使用してください。

♪犬のおまわりさん
♪線路はつづくよどこまでも
♪友達賛歌

など、季節に関わらない歌を1曲弾けるようにしておくと、どんな時期でも使うことが出来て便利ですね。
季節の歌を弾き歌いするのであれば、試験の季節に応じた曲を選曲しましょう。

楽譜は、自分のレベルに応じて選ぶ(無理に難しい楽譜でなくてOK!)

同じ曲でも、楽譜によって難易度が異なってきます。
本格的な伴奏譜から、やさしい伴奏まで、色々な楽譜があると思います。

他にピアノの上手な人が受験するだろうから、私も難しい楽譜で…と思わなくて大丈夫です!
無理に難しい楽譜を選び、途中で止まってしまったり、歌が歌えなくなったりしたら、そちらの方が減点されるだろうし、仕上がっていない、と思われてしまいます。

弾き歌いは、歌のための伴奏です。歌えていなかったり、子供が歌いにくいのはNGです。

なので、自分のレベルに合った楽譜を選び、その楽譜を完璧に弾くことを目標にしましょう。

ピアノが苦手なのであれば、歌で挽回することだって可能です。
ピアノに必死になって、歌が不十分より、簡単な伴奏で、大きな声で楽しそうに歌ってみましょう。

伴奏譜(弾き歌い用)ではなく、右手はメロディーになっている楽譜を選ぶ

子供は、メロディーラインをピアノで弾いてもらわないと、歌うのが難しいです。
伴奏の中にメロディーラインが入っていないものは、選ばないようにしましょう。

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課題曲


課題曲は、あらかじめ曲名を知らされており、試験当日に発表する、という流れです。
楽譜は、採用側が用意している場合もあるし、自分で探して選ぶ場合もあります。

楽譜が渡されている場合

楽譜が渡されている場合は、”このレベルの楽譜は弾ける人”を採用したい、という、採用側の意図も読み取れます。
また、ピアノの技量に加えて、同じ曲で平等に、という点から、試験内容発表から試験当日までの努力の経過も見られるポイントです。

課題曲で、楽譜が渡されている場合は、とにかく練習するのみです!
楽譜の音を、できるだけ変えずに弾いてください。
どうしても間に合わない、楽譜が自分のレベルに全く合っていない時だけ、アレンジをしてもいいでしょう。

楽譜を自分で探す場合

楽譜を自分で探す場合は、基本的には、自由曲と同じ流れです。
自分のレベルに合った楽譜を探し、簡単な伴奏で挑む場合は、より丁寧に歌をうたえるようにしましょう。

採点は、楽譜のレベルだけでなく、全体の流れと、弾き歌いの完成度です。

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ピアノの試験で気を付けたいこと


ピアノの試験、と言えども、聞いてもらうのは面接官であり、人間です。
入室から退室まで、ずっと試験時間が続いています。

どの試験でも共通して気を付けたいポイントがあります。

POINT入室からずっと笑顔で、ハキハキと話す
ピアノを弾く前には、一呼吸おいてから始める
弾き終わった後も、一度手を膝に置いて、落ち着いて起立する
ミスタッチをしても、できるだけ慌てた様子を見せないように
弾き直す場合は、試験官の方をしっかり見て「弾き直しをします」と断りを入れる
大幅に失敗しても、落ち込んだ様子を見せない

試験官に見られている、という事を意識して、一つ一つの所作に気を配りましょう。
とにかく笑顔でいると、ピアノが苦手でも好印象ですよ!

ピアノを弾き始める前は、一度手を膝に置き、落ち着いてから始めましょう。
深呼吸をすると、ミスタッチが減少する傾向にあります。
緊張している中ではありますが、リラックスした状態に持ち込めるように工夫してみましょう。

また、弾き終わった後も、一呼吸おき、膝に手を置いてから立つことで、試験官への印象も変わってきますよ。

ミスタッチをして慌てたり動揺していたりすると、試験官の印象も悪くなってしまいます。
人間なので、体調もあるし、緊張もあるし、実力が出せないことだってあるし、悔しい事もあるかもしれません。
それでも、慌てず、落ち着いて対応しましょう。

どんな結果に終わっても、試験を見てくれた方々に対し、しっかりと感謝の気持ちが伝わるように「ありがとうございました」と笑顔で言うと、失敗しても立ち向かっていける人だな、と思ってもらうことができます。

子供と保育をしていたら、毎日が反省の連続です。
前向きな姿勢は、保育に向いているな、と評価されることもあると思いますよ!

ピアノが苦手でも、保育者としての資質を見せることが出来れば、試験は大成功です。
課題に合わせて、出来る限りの対策と練習を行い、試験当日は前向きな気持ちで発表できるといいですね(^^♪

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