公立保育士、幼稚園教諭の採用試験、お疲れ様でした。
保育の仕事をしながら転職活動をした方もいらっしゃいますが、新卒から公立保育士・幼稚園教諭を目指して頑張ってきた学生さんもたくさんいらっしゃるでしょう。
今回は、新卒採用で公立保育士、幼稚園教諭の試験にチャレンジしてみたけど、残念ながら不採用だった学生の皆さん、また、公立保育士を目指して今現在、仕事をしていない保育士さんの為に、次の採用試験までどのように過ごせばいいか、様々な方法をご紹介していこうと思います。
次の採用試験を目指すには?
公立保育士や幼稚園教諭は、福利厚生がしっかりしている分、やはり人気の求人になっています。
さらに、民営化や定数削減といった政策の面から、採用数も減ってきています。
正職員の人数を減らしている分、即戦力としての経験者採用枠も用意されている自治体もあり、学生から公立幼保採用の試験に合格するのは、とても狭き門になっています。
それでも、一度目指した公立保育士、幼稚園教諭の道。あきらめる必要はありませんよ!
保育の経験を増やそう
採用された後、公立保育士や幼稚園教諭だと、1年目から主担任を任されることも多くなっています。
また、臨時職員や嘱託職員といった非正規職員もたくさんいて、雇用形態は違えど、保育の経験をたくさん積んでいる先生もたくさんいます。
採用されるためにも、採用された後の働き方を考えても、次の採用試験まで必ず保育の道に進んでおきましょう。
新卒さんであれば、保育の現場を見て学び、就職活動につながることもあるでしょう。
経験者さんでも、直近に保育の職歴がある方が絶対に有利です!
正職員じゃなくてもいい?
学生で保育職の経験がない人も、転職活動中などで保育の経験がある人も、公立の採用試験を本気で目指すのであれば、むしろ正職員ではない方がいいです。
というのも、正職員だと採用試験の時期に忙しくなってしまったりして、試験対策が取れない事があるからです。
公立保育士を目指しながらも、フルタイム勤務でしっかり収入を得て、なおかつ正職員ではなく残業もない求人を探すのがいいでしょう。
おすすめの仕事
では、来年度の公務員試験に備える為に、どのような形態で仕事をすればいいでしょう。
おすすめの仕事をご紹介します。
公立保育園・幼稚園の臨時職員や非常勤講師
公立を目指すのであれば、公立の臨時職員や非常勤講師の雇用を探すといいでしょう。
公立保育園や幼稚園では、保育所保育指針や幼稚園教育要領に沿った保育が行われています。
自治体によって保育の差はありますが、基本的な保育の考え方は似ている傾向にあります。
公立保育園や幼稚園が行なっている、遊びを通した学びや環境の捉え方など、現場で体験すると、採用試験に活かす事ができますね。
また、狙っている自治体の臨時職員などになっておくと、採用試験の情報も得ることができます。
ただ、面接官には所長や園長レベルの現場の人も参加しますので、顔を知っているだけで、安心できることもあると思いますよ。
注意点
自治体によって、臨時職員、非常勤講師、嘱託職員など、さまざまな形で非正規雇用での採用を行っています。
しかし、業務形態によっては、正職員並みの仕事量になる場合もあります。
特に、産休代替職員など、クラスの主担任を任される場合には、賞与なども出ることが多いですが、仕事は正職員と同等。
担任を持ち、書類仕事もクラス分は任され、度を越えた時間外労働が待っていることもあります。
残業もなく、書類などの仕事もない臨時職員もありますが、時給がそんなに高くなかったり…。
非常勤を目指す場合は、自分に合った勤務時間であるかどうか、確認が必要です。
【オススメ!】派遣保育士になる
次の採用試験まで、安定した収入を得つつ、じっくりと試験に備えたいのであれば、派遣保育士がおすすめです。
公立保育士を目指しながら、保育の仕事をするにあたって、派遣保育士を選ぶことは、次のようなメリットがあります。
通常のパート勤務やフルタイム勤務よりも、高時給で働くことができる場合が多いです。
もちろん、書類ありなどの職責によって、時給が変わるのも事実です。
しかし、園との直接雇用よりも時給は高く設定されており、よりより収入が得られるでしょう。
また、”派遣会社の社員”ということなので、退職の意思が示しやすいのも嬉しいポイント。
正職員だと、なかなかできない年度途中退職でも、退職の意思を示しやすくなり、年度途中の採用試験にもチャレンジしやすくなります。
収入と時間を得ながら、さらに保育の経験も得られる派遣保育士、公立保育士を目指す人におすすめの働き方ですよ☆
派遣保育士の雇用を探してみよう
保育士の就職・転職サイトには、いろいろな種類がありますが、特に派遣保育士や、条件重視の保育士を目指す人におすすめのサイトをご紹介します。
保育情報どっとこむ
に求人多数!長年の運営実績のある会社
人材派遣にも強い転職サイト!
パートや短時間勤務の求人も
無料登録すると、園の様子が写真で見られます!
保育情報どっとこむを運営するアスカは、人材派遣を行う会社です。
派遣保育士の雇用に、とっても強いサイトになっています。
また、首都圏だけでなく、全国に求人を持っているので、地方に住んでいても求人を見つけることができます。
ほいく畑
地元密着型の転職サイト
保育士としての色々な働き方が選べる!
働き方を相談できるコーディネーター
派遣保育士の求人もあります!
登録無料!
こちらも、地元での保育士求人を得意としているサイトです。
フルタイム勤務はもちろん、短時間雇用など、条件に合った仕事がしたい保育士にピッタリのサイトです。
こちらも、派遣保育士の求人があるので、是非登録してみてください。
私立の正職員になる
公立保育士・幼稚園教諭といっても、自治体によって難易度は様々です。
そもそも、公立保育園などは、民営化や定数削減などによって、正職員の雇用数が減少しています。
そんな流れの中で、やはり公立保育士・幼稚園教諭に絶対になれるとは限りません。
正職員としてしっかり働きつつ、限られた時間の中でゆっくり公務員試験を目指すのであれば、私立の正職員になっておくことをオススメします。
特に、保育の学生で公立を目指していたのであれば、大学にくる求人は、私立就職希望者で埋まってしまっている場合もあるでしょう。
卒業ギリギリまで私立を目指していたのであれば、就職・転職サイトを利用しましょう。
私立であっても、好条件の園はたくさんあるし、園によって特色があるので、自分に合った園を見つけやすくなりますよ。
正職員の求人を探してみよう
正職員向きのオススメ就職・転職サイトをご紹介します。
保育ひろば
日本トップクラスの求人数
全国に拠点がある
就職・転職フェアを開催
正社員希望の人にはとっておきの転職サイト
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新卒採用でもOK!正職員での雇用に力を入れている転職サイトです。
正職員でも働きやすい職場を紹介してくれます!
例えば、給与24万円/賞与4ヶ月/なんて仕事もあります!夢のようですね!
公立保育士よりも、好条件で働くことができる園が見つかるかもしれません。
保育Fine!
保育ひろばと同じ会社が経営⇒転職サイトというより求人サイトです!
登録してサクッと求人検索
ママさん保育士にもおすすめ
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とりあえず保育の求人を検索してみたい、と思っているのであれば、保育Fine!がおすすめです。
自分で園にアプローチすることができるので、コンサルタントさんを通すのは苦手…という人には、おすすめの就職・転職サイトです。
保育士バンク
求人数が多く、非公開求人も多数!
就職・転職フェアを開催
保育士専門のキャリアコンサルタントが在籍
登録無料!
保育士バンクも、正職員向けの就職・転職サイトになっています。
とにかく求人数が多く、希望の求人がなくても、コンサルタントに相談することで、いい条件の園が見つけられます。
まとめ
公立の採用試験に落ちてしまったり、補欠合格だったりして、落ち込んでしまうこともあると思います。
でも、1回で合格した人なんて、中々いないんですよ!
何年かかかって、試験のコツがつかめるようになってきます。
また、最近は即戦力を求めて、受験資格の年齢制限が引き上げられる傾向にあります。
少しでも保育の経験がある方が、有利になっている時代ですよ。
気持ちを強く持って、次のステップに進んでみてくださいね。
保育士として、ステキな未来が待っていますように…。
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