【発表会】4~5歳児の合奏指導の進め方やアイデアとおすすめの曲21選

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生活発表会

4歳児や5歳児になると、合奏でも鍵盤ハーモニカや鉄琴など、有音程楽器を取り入れながら、大規模な合奏を行うようになってきますね。

園によって個性があり、ティンパニなど本格的な楽器まで取り入れる園から、鉄琴や木琴程度の楽器までを取り入れる園など、様々な発表会があると思います。
本格的な楽器を取り入れる場合は、音楽指導の講師をお招きしている園が多いと思います。

今回は、保育者が保育で合奏指導を行う時の、4~5歳児の合奏指導のねらいや進め方のアイデア、おすすめの曲をご紹介していきます。

音楽指導の講師をお招きしている場合は、講師の指示に従ってくださいね。
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どんな楽器を使う?


簡単なリズム楽器に加え、ウッドブロックや太鼓、シンバル、といったリズム楽器を取り入れることができます。
また、鍵盤ハーモニカを取り入れている園では鍵盤ハーモニカ、他にも鉄琴や木琴、ビブラフォン、マリンバ、キーボードと言った有音程楽器が登場します。
また、ティンパニやチューブラベルといった大型楽器が入る園もあるようです。

楽器の数
◎4歳児⇒7~8種類
◎5歳児⇒9~10種類
【4・5歳児共通】
◎スズ
◎タンブリン
◎カスタネット
◎トライアングル
◎ウッドブロック
◎小太鼓・中太鼓
◎大太鼓
◎シンバル
◎鉄琴
◎木琴
◎鍵盤ハーモニカ
【5歳児】
◎ビブラフォン
◎マリンバ
◎キーボード
◎ハイハット
◎タムタム
◎チューブラベル
◎ティンパニ
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合奏指導の進め方やアイデア


合奏指導は、園によって様々な方法が確立されている場合があると思います。
どうしようか迷った時は、次の事を参考にしてみてください。

伴奏のピアノを録音しておこう

まずは、保育者がしてみたい曲を選んでおき、伴奏や子供のリズム打ちをあらかじめ決めて、楽譜に書き下ろしておきます。

そして、ピアノ伴奏をボイスレコーダー等を使って録音し、パソコンでCDに焼いておきます。

伴奏をあらかじめ録音しておくことで、合奏指導の導入にも使えるし、練習が始まってからも個別対応がしやすくなります。
また、食事時間や自由遊びの時に、CDを流しておくことで、子供たちの耳に自然と曲がなじむようになりますよ。
ピアノ伴奏だけでなく、原曲のCDなどを流してもいいですね!

ボイスレコーダーがなくても、スマートフォンの録音機能アプリを利用して、CDに焼くこともできます。
また、アナログですが、内臓マイクのついたラジカセ等を使って、カセットテープに直接録音することもできます。

楽器遊びをしよう

合奏を始めたり、楽器決めをする前に、必ず楽器遊びをしておきます。
楽器遊びには、①リズムあそび、②楽器の体験、とありますが、その両方をしておく必要があります。

リズム遊び

リズム遊びは、普段の保育のちょこっと遊びなどで取り入れておきます。
3文字の言葉に合わせて、保育者が「トマト」と言いながらカスタネットを演奏してみます。(楽器がない時は手拍子でOK!)
そして、次に「はい」と言って、子供たちにも「トマト」と言いながらカスタネットで演奏をしてもらいましょう。
言葉のバリエーションを増やして、試してみます。

次に、8拍の練習もしていきます。

①♩・♩・♩♩♩・ 「ト・うん・ト・うん・ト・マ・ト・うん」
②♩♩♩・♩♩♩・ 「ト・マ・ト・うん・ト・マ・ト・うん」
③♩♩♩♩♩♩♩・ 「お・い・し・い・ト・マ・ト・うん」

②と③を組み合わせて16拍の練習もしておきます。
また、保育者の方を見て楽器を演奏できるようにしておきましょう。

楽器の体験

楽器は、発表前だけでなく、年間を通して触れる機会があるのが望ましいですね。
しかし、倉庫に片付いている場合も多く、発表会前しか使用できない楽器が多いと思います。
それでも、楽器選びは、子供たちが好きなものを選んで演奏できるようにしましょう。
クラス全員が、使用するすべての楽器を経験できるようにしなければなりません。

楽器遊びは、使い方を知らせたり、楽器の音を聞いてみたり、実際に触ってみての楽しさを感じたりできるようにします。
簡単な曲やリズムに合わせて、子供たちが主体的に楽器に触って遊べるようにしていきましょう。

木琴や鉄琴は、バチの持ち方や音の出し方も丁寧に知らせていきます。
しっかり跳ねて演奏すると、キレイな音が出やすくなりますよ。

実際に楽器を並べておき、グループごとに分かれて移動してから演奏してみると、楽器の持ち方から音の印象まで、子供たちの記憶に残りやすくなります。
時間はたくさんかかりますが、1人1回だけでなく、何回も交代して演奏しながら、楽器遊びを楽しみましょう。

楽器を選ぼう

できるだけ子供の自主性を尊重して、楽器決めを行います。
その子にとって少し難しいかな、という場合には、子供のやりたい気持ちを尊重しながら、言葉がけをして、他の楽器をもう1度体験させてみましょう。

どうしても、大きな楽器に人気が集中します。
色んな楽器の特性に触れながら、それぞれの楽器が大切な役割があることを知らせ、みんなで一緒に演奏することの大切さを伝えていきましょう。

鍵盤ハーモニカやスズ、タンブリンといった楽器も、曲を演奏するために必要な音でであることを伝え、意欲的に取り組めるようにします。

5歳児でスズやタンブリンなどの簡単な楽器を使用する時は、1人で2個の楽器を持ち替えながら使用するなどして、工夫しましょう。

楽器ごとに分かれて練習⇒全体で合わせよう

まずは、楽器ごとに分かれて練習をしていきます。
曲のどの部分で演奏するのか、理解できるようにしていきます。

①楽器ごとの練習。まずは子供たちは楽器を持たずに、保育者が伴奏に合わせて演奏をしてみせましょう。
②まだ楽器を持たずに、「トマトうん」など、リズム遊びのようにして、曲に合わせて手拍子や言葉でリズムを覚えます。
有音程楽器は、「ドレミ」など、今日練習する部分のメロディを口に出して歌ってみます。
③いよいよ楽器を持って演奏!子供たちの期待も高まり、意欲的に演奏することができます。
④パート練習が終わったら、全部の楽器を合わせて練習します。保育者の方をよく見て、タイミングを合わせていきます。

合奏指導が始まって数日は②~④を繰り返しながら行います。
何度も楽器ごとの練習と全体の練習を織り交ぜながら、覚えられるようにしましょう。

打楽器は、リズムを言葉に置き換えて

リズム感の良い子供であれば、「1・2・1・2」や「タンタンタン・」などの言葉でも伝わるのですが、曲に合わせた時に難しく感じる子供が多くなってきます。

「りんご」「おいしいいちご」など、言葉にしてリズムを覚えることで、「りんごのリズム」「いちごのリズム」と保育者の指示も出しやすくなるし、子供たちもわかりやすくて演奏しやすいでしょう。

有音程楽器は簡単な楽譜をつくろう

鍵盤ハーモニカは、画用紙などで大きな楽譜を作りましょう。
色シールを貼って指導している場合は、色シールと同じ色で示していきます。

鉄琴や木琴などは、画用紙で大きな楽譜を作ってもいいし、個人の楽譜を作ってもいいでしょう。
同じように、色シールでの指導をしている園もあるでしょう。
個人の楽譜は、子供と保育者が一緒になって作ると、楽譜への理解が早くなります。

ひらがなが読めない子供も考慮し、視覚的に覚えていけるようにしましょう。
視覚情報が難しい子供には、メロディの音階を覚えていけるように寄り添っていきましょう。

楽器ごとに見せ合いっこをしよう

違う楽器の音にも関心が持てるよう、クラスでミニ発表会をしてみましょう。
見終わった後は、「上手だったね」「キレイな音だったね」と、お互いの良い所を見つけられるようにしていきます。

一つ一つのパートの音を聞くことで、みんなで作り上げていくんだという意識も高まります。
どの楽器がどんな役割を持っているか、保育者の言葉で伝えたり、子供と話し合ってみる機会を作りましょう。

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おすすめの曲

ここからは、おすすめの曲を、カテゴリー別に紹介していきます!

ディズニーより

可愛い曲が多いディズニー曲は4歳児さんにもピッタリ。
もちろん、5歳児でもスケールを大きく演奏できます。

星に願いを

メロディが簡単なので、鍵盤ハーモニカでもメロディの演奏ができますね!
太鼓などは使いにくいかもしれないので、きらきら星などとメドレー演奏することをオススメします。

ハイ・ホー

リズムが簡単で可愛いハイホーは、合奏におすすめの曲です!
バリエーションを加えて、5歳児は幅広い演奏を楽しみましょう。

小さな世界

メロディを鍵盤ハーモニカで追うのは難しいですが、鉄琴や木琴を使ってきれいに聞こえるように工夫しましょう。
キーボードなども入れやすい曲になっています。

アホールニューワールド

しっとりした仕上がりになり、5歳児におすすめです。
スズやトライアングルなどの小楽器もきれいに目立たせることができますね!

スタジオジブリより

名曲ぞろいのジブリ曲は、保護者世代にも人気です。

仕事はじめ

魔女の宅急便の曲です。
メロディが簡単なので、4歳児でもきれいに仕上げることができます。

カントリーロード

耳をすませばより。
誰もが一度は耳にしたことのある曲ですね!メロディも比較的簡単です。

ひこうき雲

風立ちぬより。
映像は最近の作品ですが、やっぱりユーミンの曲は素敵ですね。

ジャズより

ジャズからもステキな曲がありますよ!

茶色のこびん

前奏部分は打楽器とピアノでかっこよく決めたいですね!
4歳児でもかっこよく演奏できる曲です。

聖者の行進

リズムよく演奏することができますね!
4歳児におすすめの合奏曲です。

ボギー大佐

運動会などでも使われる行進曲です。
メロディも簡単です。音が飛ぶ部分は、楽器を分けて演奏しましょう。

エンターテイナー

映画「スティング」の主題歌。
チョップリンの映画のように、明るくコメディックな曲になっています。

アニメ・ポップスより

有名なアニメソングなら、子供たちも大喜びで演奏してくれますね!

夢をかなえてドラえもん

みんな大好きドラえもんの曲です。
4歳児なら可愛く演奏し、5歳児ならスケールも大きく演奏しましょう。

ルパン3世のテーマ

かっこいいアニメソングです。
メロディも簡単で、かっこよく演奏できるので、おすすめです!

宇宙戦艦ヤマト

サビは壮大に演奏していきたいですね。
打楽器を存分に活かせる曲になっています。

オブラディ・オブラダ

ビートルズの曲です。
誰でも知ってる軽快な曲で、楽しい雰囲気のクラスにピッタリです!

クラシックより

スケールも大きく演奏できるクラシック曲です。

よろこびのうた

こちらもメロディが簡単なので、4歳児におすすめです。
鍵盤ハーモニカ単体の演奏でも、使える曲ですよ。

アイネクライネナハトムジーク

モーツァルトの有名な曲。
華やかな曲なので、4歳児でも5歳児でも使えますね!

ハンガリー舞曲

かっこいいクラシック曲です。
主に5歳児におすすめの曲です。

威風堂々

有名な行進曲!早い部分とゆっくりの部分のメリハリがかっこいいですね。
主に5歳児におすすめの曲です。

新世界(第4楽章)

ドヴォルザークの交響曲ですが、有名なのは第4楽章。
こちらも5歳児におすすめです。

花のワルツ

チャイコフスキー「くるみ割り人形」より、ステキな花のワルツもおすすめです。
3拍子なので、3拍子でのリズム練習もしてみてくださいね!

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