指導案(日案)の書き方のポイント①ねらいにあった環境と援助を書こう

保育実習

部分実習、あるいは一日実習を行うにあたり、指導案を書かなければならないですよね。
書き物が苦手という人はもちろん、書くのが苦手ではないという人でも、初めて書く時は難しく感じるものです。
入職してからも、指導案が書けずに困っている保育士もたくさんいます。

でも、指導案は書き方のフォーマットのような物があり、慣れてくると、ねらいと活動内容が決まれば、ある程度スラスラと書けるようになります。

今回は、そんな指導案の書き方のポイントをまとめてみました。
部分実習、一日実習を前提としてまとめていますが、新人保育士さんや新人幼稚園教諭さんにも役に立つ内容になっています!

実習簿の書き方と、内容が重複する部分もありますが、どうぞゆっくり読んでくださいね!

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ねらいと活動を決める

保育では、これまでの子供の姿に合わせて「ねらい」を設定し、ねらいが達成されるような「内容」を保育で行っていきます。

ねらい

保育における「ねらい」とは、子供たち成長を目指す目標地点のような物です。
「ねらい」を達成することによって、子供たちに何が身につくのか、どのように成長することができるのかを設定します。

「ねらい」は本来、子供の姿に合わせて設定するもので、その「ねらい」を達成するための活動内容を決めていきます。
ただ、実習では子供の姿の捉え方も難しいし、実習でやってみたい活動内容もあると思います。
実際の保育の場面でも、例えば年中行事などは活動先行でねらいを決めなければなりません。
カリキュラムが決まっている園では、活動内容がある程度決まっている場合もあると思いますので、その場合も活動内容に合わせてねらいを設定します。

実習でも、やってみたいと思う「活動」を通して、子供をどのように成長させたいかという「ねらい」を設定しましょう。

活動内容は実習園を見て出来そうなものを選ぶ

活動も何をすればいいか迷いますよね。

実習前にこれをしたいな、と思っていても、実習先の園の環境によっては出来ないものもあるかと思います。
実習前にいくつか候補を決めておき、実習が始まったら、園の環境に合わせて活動できるものを選ぶといいでしょう。

活動内容は、年齢に合ったものを考えましょう。
制作活動では、園によって子供達の経験も違います。子供たちにとってできるものか、難易度が高すぎないかなど、担当保育士に聞いてみましょう。

また、園庭でする場合は、雨天時の活動も同時に考えておきましょう。
雨の場合も保育室や遊戯室で行える活動であるのか、または雨が降ったら室内で別の活動をするのか、考えておきます。
担当保育者に相談して、雨の場合どうすればいいか、指導案を書く前に相談してみましょう。

「ねらい」の書き方

「ねらい」は、活動を通した具体的な目標を書きます。

例えば、設定保育で集団遊びをしたとしましょう。
その「集団遊びを楽しむ」ことだけが「ねらい」ではありません。
保育における「ねらい」とは、その先にある子供の成長した姿を目標として設定します。なので、遊びの内容や年齢によってもねらいは変わってきます。
「保育者や友達と体を動かす楽しさを味わう」ことかもしれないし、「ルールのある遊びを通して、決まりを守ることの大切さを知る」ことかもしれません。

これだけではありませんが、年齢に応じた「ねらい」を考えて書きましょう。

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環境構成

環境構成とは、保育者が事前に整えておくべき環境のことを指します。
人的環境と援助との違いが最初はわかりにくいと思いますが、とりあえず、物的な環境はすべてここに書きましょう
子供の活動にあたってどんな準備が必要か、また保育中にどんな風に環境を変えていかなければならないかを書いていきます。

保育では、環境を通して「ねらい」を達成するための活動を行います。
保育にとって、環境構成はとっても重要な部分なのです。

例えば、集団遊びで必要な用具があれば、「○○を準備する」などと書いておきます。
園庭に線を引く必要があれば、図にして示します。
このように、記述だけで説明できない部分は、図に書いて説明しましょう。
図を書くときは、定規を使ってきれいに書きます。

給食やお弁当の時間に机を出す、と言うことも、環境のひとつになります。
どんな風に机を並べるか、ということも図に書いてみましょう。

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子供の活動

子供の活動は、”〇”の大きい見出しの下に、”・”で具体的な活動を書いていきます。(使う記号については園や学校によって違いがあるかもしれません。)

〇バナナ鬼ごっこをする
・園庭に出る
・保育者からルールの説明を聞く
・バナナ鬼ごっこをする
・保育室に戻る

このように、活動の内容について、思いつく部分を時系列で書きます。

時間に余裕を持たせる

子供は予期せぬ行動も多く、計画した時間通りに保育が進まないことも多々あります。
ましてや部分実習や一日実習で初めて保育をする場合、保育者の動きも慣れていないことが多く、詰め詰めの活動内容にしてしまうと、活動が終わらないことも。

一つ一つの活動に時間的な余裕を持たせて計画することで、子供とゆっくり向き合いながら保育をすることができ、また実習生さんの心の余裕にも繋がります。
たっぷり余裕を持たせたつもりでも、時間ギリギリだったということもありますよ。

間違えやすい言葉遣い

指導案の中では、「トイレに行く」とは言いません。
トイレに行くことを、「排泄をする」「排泄を済ませる」などと表現します。

また、「あいさつ」も「挨拶」と漢字で書くようにしましょう。

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保育者の援助・配慮事項

ここが一番難しいところだと思います。
子供が行った活動に対して、ねらいを達成するために、具体的に保育者がどのように援助したり、配慮したりするべき点があるのかを書きます。

ここでは、砂遊びを例に取ってみましょう。

〇保育者も一緒に砂の感触を味わい、砂遊びの楽しさに共感するような言葉を掛けていく。
〇砂遊びが苦手で中々入れない子供には保育者が傍につき、安心して遊べるようにする。
〇子供たちが、自分たちで遊びを進めていこうとする姿を見守る。

このように、ただ「保育者が一緒に遊ぶ」のではなく、その上で掛けた言葉の意味(例えば共感する言葉がけ)など、保育者の援助も具体的にわかるように書きます。
また、子供にわざと直接関わらず、様子を見ながら「見守る」ということも、子供の成長を促す援助のひとつになります。

間違えそうな言葉遣いに気を付ける

指導案では、ある程度決まった言い回しがあります。
初めて実習簿や指導案を書いている内は難しいのですが、指導案等で使用する言葉があるので気を付けます。

〇言う ⇒ 声を掛ける、言葉を掛ける、伝える(状況に合わせて使い分ける)
〇子供の様子を見る ⇒ 見守る
〇応援する ⇒ 励ます
〇褒める ⇒ 認める
〇(子供同士のケンカ等に)仲介する ⇒ 仲立ちする

間違えないように書いていきましょう。

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間違えてもいいからとにかく書いてみよう

初めての指導案で、中々書けないのは当たり前のことです。
保育の書類はある程度の慣れも必要になってくるので、とにかく実習簿や実習指導案を通じて書くことに少しでも慣れるといいと思います。

また、指導案を書くことで保育のポイントが整理され、どのように保育をしていこうかと考えていくことができます。
なので、指導案を書くことはとっても大切な作業ですよ。

私は幼稚園に入職して1年間、毎日のように日案を書いていました。
書きながら明日の保育を考え、援助の方法を考えるきっかけになり、辛かったですが意味のあるものだったなあと、振り返って思います。
書くスピードもあがったし、書くことに慣れていきましたよ。

みなさんも、保育に繋がる大切なものなので、じっくり書いてみてくださいね。
また、各活動ごとの援助のポイントもまとめてみたので、こちらも参考にしてくださいね!

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